ABONZO Thailand

 標高1400~1700mの山で栽培された珈琲豆アボンゾ タイをシティローストにして試飲しました。

とてもさっぱりとして飲みやすく美味しい珈琲でした。

 アボンゾ タイは、タイ北部チェンライ県の山岳地にあるドイ・チャン村で、少数民族のアカ族によって栽培されているアラビカのコーヒー豆です。以前は「ゴールデントライアングル」と呼ばれる世界最大の麻薬密造地帯で、ケシの花が栽培されていました。しかしタイ国王「ラーマ9世」のロイヤルプロジェクトとして、ドイ・チャン村においても20年程前よりコーヒー栽培への転換がなされました。アカ族の酋長アボンゾは村人の為に奮起し、珈琲栽培・製造をはじめ、現在は、孫のパトリックが祖父の意思を受け継ぎ、村のコミュニティの活性化と、更に良質なコーヒー生産を続けているとの事です。