トリマ バンブコ
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※生豆200gを焙煎(正味量155~170g)
トリマは、コロンビア中西部のアンデス地方の県。県都はイバゲ(Ibagué)です。この地域では7万haの農地で約6万人の家族がコーヒーの生産に従事しています。アグロエコロジー*を実現するのに最高の条件が揃ったこの土地は甘さと柔らかさが際立つコーヒーを作り出します。
*アグロエコロジー:農業を生態系の一部とみなし、よりエコで自然と調和し、生態学的アプローチに則った農業を実践すること。
トリマのコーヒーの品質や味の特徴は、年間降雨量の分布、1年に2回の開花を可能にする暖かい気候、栄養をたっぷり含んで作物に素晴らしい影響を与える砂質の土壌などによってもたらされます。最高標高5400mを誇る3つの冠雪火山から豊富な天然水が流れており、火山灰性の肥沃な土壌が柔らかな甘味としっかりとしたボディ感、滑らかな酸味、淡い柑橘系のフルーティーな香りを産み出します。その肥沃な土壌とコーヒー栽培に適した地形・気候により、特に中央部や南部では高品質なコーヒーが生産されています。具体的には、雪で覆われた山の氷河の水でできた湖沼(潟)と以下の3つの気候帯が特徴です。
・中〜東部コルディエラ山脈の上部:半湿潤気候(年間降雨量2000mm以上)
・西〜南西:わずかに湿潤な気候(1500〜2000mm程度)
・マグダレナ川渓谷:湿度のある気候(1000〜1,500mm程度)
主な収穫時期:3月〜6月(南部)、9月〜12月(北部)
標高:海抜1,200 – 1,800 m
平均気温:摂氏22度
年間降水量:2,000 – 3,200 ミリ/年
カッププロファイル(味の特徴)
– アロマ:はっきりしている
– 香り:甘くフルーティで、際立っている
– ボディ:やや重め
– 酸味:やや酸味が強い
– 全体的な印象:甘い、柑橘系のフルーティな香り
2017年1月30日より、トリマは原産地呼称制度により産地ブランドが守られています。登録されていない商品や業者が、トリマ産コーヒーと銘打って販売することは許可されないため、確実にトリマ産のコーヒーを求めることが出来ます。
小規模農家で収穫されたコーヒー豆は、集められ水洗、乾燥まで行い、隣のウィラ県Neiva市にあるCARCAFE社のドライミルで選別されています。
2009年にSCAAにて入賞、2015年にはCOEにもトリマ産のコーヒーが入賞し、近年世界中のスペシャルティコーヒー愛好家から注目が集まっています。
バンブコとは南米コロンビアのマグダレナ川下流域からカリブ海沿岸地方に伝統的に伝わるリズムと舞曲のことで山岳地帯の音楽クンビアと並び卜リマを代表する音楽です。
推奨焙煎度
シティ~フルシティロースト
品名 |
トリマ バンブコ |
生産国 | コロンビア |
地域 | トリマ県 |
規格 | スプレモ |
スクリーン | 17up |
標高 | 1,400~1600m以上 |
欠点 | - |
精選方法 | ウォッシュド |
品種 | カトゥーラ・ブルボン・カスティージョ・ティピカ |
収穫年度 | 2021/2022 |
その他 |
松浜珈琲焙煎所
芦屋市松浜町2-20
0797-24-6281
mail:matsuhama@ashiya-coffee.com